活動内容Activities
奨励賞受賞者
当研究会では若手研究者のエンカレッジを目的とし、年会にて優れたポスター発表を行った方に対して、年会長賞を授与し表彰してまいりました。また、第5回年会(2011年) からは幹事会の審査を要件とし、研究会として表彰する奨励賞を創設しました。
第17回年会(2024年) 奨励賞受賞者
- 1細胞DNA複製タイミング解析によるマウス初期胚発生過程における複製動態の解明
高橋沙央里(理化学研究所 生命機能科学研究センター) - トランスポゾンの制御状態の進化がもたらす生物種間多様性
福田渓(山梨大学生命環境学部生命工学科 細胞ポテンシャル研究室)
第16回年会(2023年) 奨励賞受賞者
- 生細胞単一遺伝子イメージングによる転写動態のエピジェネティック制御機構の解明
落合博(九州大学 生体防御医学研究所)
第15回年会(2022年) 奨励賞受賞者
- クロマチンリモデリング因子によるヒストンバリアントダイナミクスを介したトランスポゾン調節機構
越阪部晃永(東京大学大学院 理学系研究科)
第14回年会(2020年、2021年) 奨励賞受賞者
- 神経幹細胞にニューロン分化能を賦与するエピジェネティック・クロマチン制御機構の解明
岸雄介(東京大学大学院 薬学系研究科) - 成体脳における自然/人為的なニューロン新生のエピジェネティック制御
松田泰斗(九州大学大学院 医学研究院) - 哺乳類の初期発生の基盤となるエピゲノム制御機構
石内崇士(九州大学 生体防御医学研究所) - ウイルスがもたらすヘテロクロマチン破綻と新たなエピジェネティック発癌機構「エンハンサー侵襲」の発見
岡部篤史(千葉大学大学院 医学研究院) - 卵子と精子のDNAメチル化パターンは異なるH3K36メチル化酵素によって規定される
白根健次郎(九州大学大学院 医学研究院)
第13回年会(2019年) 奨励賞受賞者
- 転写におけるクロマチンの構造解析
鯨井智也(東京大学 定量生命科学研究所) - 植物におけるトランスポゾン様配列の転写制御メカニズムの解析
池田陽子(岡山大学 資源植物科学研究所) - 植物種における遺伝子内領域のメチル化の進化
宅野将平(総合研究大学院大学 先導科学研究科)
第12回年会(2018年) 奨励賞受賞者
- 有機化学を用いたDNAおよびヒストン修飾解析法の確立
林剛介(東京大学工学系研究科)
第11回年会(2017年) 奨励賞受賞者
- 長鎖非翻訳 RNA TUG1を標的とした新規がん治療薬の開発に関する研究
勝島啓佑(名古屋市立大学 大学院医学研究科 遺伝子制御学) - ヘミメチルDNAにおけるNP95の結合がSETDB1を介した内在性レトロウイルス(ERV)転写抑制を阻害する
Jafar Sharif(理化学研究所 統合生命医科学研究センター(IMS)免疫器官形成グループ)
第10回年会(2016年) 奨励賞受賞者
- 幹細胞におけるエピゲノム修飾の可視化とヒストンリーダーの解析
服部菜緒子(国立がん研究センター研究所・エピゲノム解析分野) - 遺伝子座特異的クロマチン免疫沈降法の開発およびエピジェネティクス研究への応用
藤田敏次(大阪大学微生物研究所 感染症免疫学融合プログラム推進室・ゲノム生化学研究グループ) - 受精後アリル特異的 de novo DNAメチル化によるゲノム刷り込み制御
松崎仁美(筑波大学生命領域学際研究センター)
第9回年会(2015年) 奨励賞受賞者
- DNA維持メチル化に関するUHRF1タンパク質の構造生物学的研究
有田恭平(横浜市立大学大学院・生命医科学研究科) - シロイヌナズナにおける能動的DNA脱メチル化の配列特異性決定にはIDM2とMBD7が必要である
三木大介(中国科学院・上海植物ストレス生物学研究所)
第8回年会(2014年) 奨励賞受賞者
該当者無し
第7回年会(2013年) 奨励賞受賞者
- DNAメチル化異常誘発における先天的及び後天的な遺伝子特異性
竹島秀幸(国立がん研究センター研究所・エピゲノム解析分野) - マウス生殖細胞の全ゲノム包括的DNAメチローム解析
小林久人(東京農業大学・バイオサイエンス学科)
第6回年会(2012年) 奨励賞受賞者
- 受精卵における能動的DNA脱メチル化の制御機構の解明
中村 肇伸(長浜バイオ大学 アニマルバイオサイエンス学科) - FAD依存性ヒストン脱メチル化酵素LSD1によるエネルギー代謝調節
日野 信次朗(熊本大学発生医学研究所 細胞医学分野)
第5回年会(2011年) 奨励賞受賞者
- エピジェネティック情報を持つヌクレオソームコア粒子の試験管内再構成
梅原 崇史(理化学研究所 生命分子システム基盤研究領域) - DNAメチル化による神経発生制御機構
波平 昌一(奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科)
第4回年会(2010年) 年会長賞受賞者 (奨励賞設立前)
- PGC7/Stella によるインプリント遺伝子のDNA脱メチル化保護機構の解明
中村肇伸(大阪大学大学院医学系研究科幹細胞病理学) - Jumonji-C ファミリー脱メチル化酵素による p53の活性化制御機構
米沢理人(筑波大学TARAセンター) - UHRF1 タンパク質によるヘミメチル化DNAとヒストン修飾の認識機構
有田恭平(京都大学農学研究科)
第3回年会(2009年) 年会長賞受賞者 (奨励賞設立前)
- 遺伝子機能制御に向けたプログラム可能なDNAメチル化酵素の創製
野村 歩(東京医科歯科大学) - ポリコーム群蛋白質複合体PRC2によるヒストンH3メチル化活性に対する、ヒストンH3の9番目のリシン残基のトリメチル化修飾の影響
三島優一(大阪大学) - シロイヌナズナALARM CLOCK 1 はゲノムインプリンティングの確立に関与する
池田 陽子(奈良先端科学技術大学院大学) - 胃がんにおけるSOX2 のDNAメチル化及びマイクロRNAによる発現低下
大坪武史(東京医科歯科大学)
第2回年会(2008年) ショートトーク受賞者 (年会長賞設立前)
- CTCF による HOX 遺伝子群の発現調節機構
石原宏(熊本大・先導機構) - H3.3 ヒストンバリアントは転写およびクロマチン領域の制御に必要である
酒井晶子(ハーバード大学医学部)