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当研究会についてAbout us

代表幹事より

皆様におかれましては、益々のご健勝のことと拝察申し上げます。この度、日本エピジェネティクス研究会の代表幹事を務めさせていただくことになりました。若輩浅学の身でございますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

日本エピジェネティクス研究会は、研究者の学術的・人的な交流を促進して、我が国のエピジェネティクス研究を推進するために2006年に発足し、まもなく15周年を迎えようとしています。国際レベルの先端研究、若手の育成とプロモーション、そして社会と産業への貢献に役割を果たすことを目指しております。

エピジェネティクスの研究分野では、生物種を問わず、生命現象に関わる全てが対象になります。発生、再生、遺伝、疾患、老化などの高次生命現象の根幹の解明に挑戦することができます。今、最も面白い研究と言えるでしょう。何よりも未知の魅力があります。分子レベルで、エピゲノム、クロマチン、RNA、転写、細胞核などの観点から、生命現象について理解を深め、生命科学と科学技術を前進させることができます。毎年度の年会では、幅広い参加者が一堂に会して、発表と議論を行うという基本のスタイルを継承しています。サイエンティフィックな広さと深さを実感し、お互いに顔の見える研究会の良さを活かして参りましょう。

また、日本エピジェネティクス研究会奨励賞を設置して、若手の登龍門に位置づけています。若手研究者の活動を最大限に支援しますので、本研究会をうまく活用いただければ幸いです。学生およびビギナーの参画促進と交流によって裾野を広げて、新鮮なアイデアが生まれることを大いに期待しております。

さらに、エピジェネティクス研究は、各種のオミクス技術の進歩によって、エピゲノムやRNA・タンパク質が網羅的に解析可能になり、その結果、データベースの構築、創薬・産業や異分野への応用など、益々拡大中にあります。これからも急展開していくことでしょう。こうした学術のダイナミズムを共有し、苦労の中にも楽しむことができます。本研究会では、新しい知見や成果とともに、重要なポイントや新しいコンセプトを社会・産業に分かりやすく還元して参ります。このため、一般の方々および産業界のご理解とご支援をお願いいたします。

例えば、『生物種の保存と進化は【ゲノムの編集】、個体発生と環境適応は【エピゲノムの編集】』とは、ひとつの考え方です。学問の多様性、研究者の個性や好奇心を大切にしながら、本研究会が新しい出会いの場になりますよう、皆様のアクティブなご参画とご協力を心よりお願い申し上げます。

熊本大学発生医学研究所 教授 中尾光善

熊本大学発生医学研究所 教授
中尾 光善

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