Newsお知らせ
エピジェネティクス研究会ウェビナーシリーズ
第三回開催のご案内
2025.12.24
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日時:2026年1月20日(火) 12:00-12:50(昼休み開催)
形式:ZOOM によるオンライン
(ZOOMのURL、ミーティングID、パスコードは会員宛のメールでご案内します)
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企業PR
『多様化するエピゲノム解析を支えるデータ基盤の考え方 ― LLM時代を見据えて』
賛助企業会員:株式会社ナベ インターナショナル
アンケートURL:(GoogleフォームURLを追ってご案内させていただきます)
アカデミックセミナー
演 題:『ヒロハノマンテマの性決定機構:Y染色体の性決定遺伝子/GSFY/ とX
染色体の関与』
講演者:風間 裕介 先生(福井県立大学 生物資源学部)
内容紹介:雌雄異株植物ヒロハノマンテマ(/Silene latifolia/)は、1923 年に顕微鏡下で性染色体が確認された植物である。その巨大なY染色体の解析は長年困難であったが、重イオンビーム照射により性転換変異体を作出し、全ゲノム解析とRNA-seqを統合することで、雌蕊の発達を抑制する性決 定遺伝子/GSFY/を同定した。/GSFY/は器官形成を抑制するペプチドシグナル遺伝子/CLV3/のオーソログであり、オス花の雌蕊原基で発現し、ペプチド処理により雌蕊発達を抑制することを確認した。さらに、X染色体上に雌 蕊発達を促進すると考えられる/SlWUS1/が存在することから、X染色体自体にも性決定能がある可能性を見出した。本講演では、これらの成果に基づき、X染色体の性決定能とその進化的意義についても紹介する。
本ウェビナーは日本エピジェネティクス研究会 会員の方を対象とし、最新の研究の紹介や企業PR、ディスカッションの場を提供します。会員が所属する研究室においては、非会員の研究室メンバーも一緒に視聴していただいて構いません。ZOOMのURL、ミーティングID、パスコードも研究室内に限り共有して構いませんので、多くの方のご参加をお待ちしています。


